GLOSSARY / 水商売用語

初回しょかい

業界スラングキャバクラ

そのお店に「初めて来店すること」、または初来店の客・来店機会そのものを指す。

定義

そのお店に「初めて来店すること」、または初来店の客・来店機会そのものを指す。現場では、初来店客向けに設定された割安な「初回料金(初回セット)」の略・通称としても広く使われ、文脈によって「行為・客」と「価格」の両方を意味する。初回料金は新規客に向けた“お試し価格”で、通常料金より安く設定されているのが一般的。

読み・由来

読み:しょかい

日常語「初回(=1回目・最初)」がそのまま夜の業界で「初めての来店」を指す語として定着した。新規客を呼び込む割引価格=初回料金(新規料金)が一般化したことで、価格を含意する通称としても「初回」が使われるようになった。

使い方(例)

客「初回いくらですか?」/ボーイ「初回は1セット限り、2回目以降は通常料金になります」

入店前に「初回セット割りはありますか?」と確認するのが常套句。

業態による違い

キャバクラ・クラブ=初回料金が明確に存在し、相場は1セット60分で1万円前後(大衆店なら3,000〜7,000円、通常の半額以下のケースもあり)。指名・ドリンク・延長は別途で、初回料金は割安でも追加で膨らむことがある。ホスト=女性客向けに1時間飲み放題で1,000〜2,000円程度など極端に安い初回が定番(呼び込み・リピート前提)。ガールズバー=「初回限定」でファーストドリンク無料・初回のみ40分飲み放題などのサービス型が中心(もともとチャージが薄い業態のためセット割という形は弱い)。スナック=固定の初回料金システムは基本的に存在しないが、時間制飲み放題で実質的なお試し利用が可能。

相場・注意点

初回料金は新規客の集客装置で、無料案内所やポータルサイト(ポケパラ等)のクーポンと連動して提示されることが多い。原則として同じ店舗で何度も使えず1回限り、適用は「1時間のみ」「21時まで」など時間制限付きが多く、その後は自動で通常料金へ切り替わる。指名や同伴が対象外となる店もあるため、利用前に事前予約で「初回」と伝え、適用条件と身分証の要否を確認したい。相場は地域・店ランク・時間帯で大きく変動する。経営側では、安くしすぎると再来店につながりにくいという指摘もあり、集客とリピート転換のバランスが論点になる。

よくある質問

初回料金は2回目以降も使えますか?
原則として使えません。初回料金は新規客の獲得が目的のため、同じ店舗では基本的に1回限りです。一定期間以上来店していないリピーターが対象になる店もありますが、店舗ごとに条件が異なります。
初回が安くても、会計が高くなることはありますか?
あります。初回料金が適用されるのはセット料金部分(多くは60分・21時までなどの制限付き)で、指名料・ドリンク・延長は別途加算されるのが一般的です。時間を過ぎると自動で通常料金に切り替わる店もあるため、適用範囲を入店前に確認すると安心です。
出典(5件)・監修

監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。

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