定義
客のテーブルにキャスト・ホスト・ヘルプが誰も付いておらず、客が一人きりで席に取り残されている状態。「放置」とも呼ばれる。シャンパンコール中や混雑時、出勤人数が足りないとき、つけ回しがうまくいかなかったときなどに発生しやすく、客が興ざめしてクレームにつながりやすいため、できるだけ早くキャストを付けて解消すべき「あってはならない状態」とされる。
読み・由来
読み:おんりー
英語の「only(=ただ一人・〜だけ)」に由来し、客が席に「ひとりだけ」で取り残されている状態を指すと考えられる。なお戦後の俗語には、特定の外国軍人の専属の妾・売春婦を指す別義の「オンリー」も存在するが、現在のナイトワーク用語としての「放置状態」とは別概念。
使い方(例)
「3卓オンリーになってる、誰か早く付いて!」(インカムで他スタッフに指示)
「ヘルプがトイレ行ってる隙にオンリーになってクレームもらった」
業態による違い
ホストクラブ・キャバクラ・ガールズバー・ラウンジなど夜職全般で広く共通して使われ、意味やニュアンスに業態差はほぼない。いずれも「客が席で一人放置されている状態」を指す否定的な要解消ワード。発生しやすいシチュエーションの説明に若干の違いがあり、ホストクラブではシャンパンコール中、キャバクラ・ラウンジでは混雑時やヘルプの離席(氷交換・トイレ)時などが挙げられる。ホスト分野では、ホスト数が客数に足りない営業状態を「マイナス営業」と呼び、その結果オンリーが起きやすいという文脈で語られることもある。
相場・注意点
相場・料金の概念はなく、課金項目ではなく「状態」を指す語。実務上はインカムで連携して即座に解消すべき状態として扱われ、放置時間が長引くとクレームや客離れの原因になる。
よくある質問
- オンリーと「放置」は同じ意味ですか?
- はい、同じ状態を指します。客のテーブルに誰もキャストが付いておらず、一人きりで取り残されている状態を、現場では「オンリー」とも「放置」とも呼びます。
- オンリーはなぜ起きやすいのですか?
- シャンパンコールでスタッフが一斉に抜けたとき、混雑時、出勤人数が足りないとき、ヘルプの離席時(氷交換・トイレなど)、つけ回しがうまくいかなかったときなどに発生しやすいとされます。
出典(5件)・監修
監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。