定義
店内にお客様が一人もいない状態を指す和製スラング。英語「No Guest」をそのまま縮めた言葉で、略して「ノーゲス」とも呼ばれる。キャバクラ・スナック・ガールズバー・ホストクラブなどナイトワーク全般で共通して使われる。本来は営業終了時に全員が帰った状態を指すが、営業中に来店客がゼロになった状態を表す際にも用いられることが多い。同義語に「店空(テンカラ)」がある。
読み・由来
読み:のーげすと
英語「No Guest(ゲスト=客がいない)」をそのまま縮めた和製英語スラング。ナイトワーク業界では「ゲスト=お客様」という言い換えが定着しており、その否定形として生まれた。略して「ノーゲス」と呼ばれることが多い。
使い方(例)
「今日は雨で、開店から2時間ずっとノーゲストだね」
「閉店間際にやっとノーゲストになったから、片付け始めよう」
業態による違い
キャバクラ・ガールズバー・スナック・ホストクラブなどナイトワーク全般で共通して通用する。ただし対象客の表現に差があり、キャバクラやホスト系の用語集では「(指名対象の)お客様が誰もいない状態」と性別を明記して説明する例が多い(店空の定義と連動)。また飲食店一般では「1日を通して客がゼロ(ノーゲストデー)」の意味合いが強いのに対し、キャバクラ・ホストでは「一時的に卓が全部空いた瞬間」もノーゲスと呼ぶなど、指す時間幅の解釈が業態・話者によって揺れる。
相場・注意点
相場や料金が発生する用語ではなく、店舗の営業状況を表すスラング。実務上は「ノーゲストが続く=売上ゼロ・キャストやスタッフのモチベーション低下」という、店舗にとって最も避けたい状況を指すネガティブな語として、集客・販促の課題提起の文脈で使われることが多い。なお「ノーゲストが続くお店は、よほどの繁盛店か逆に怪しい店か」といった業界の言い回しもあるが、これは慣用的な俗説であり一律に当てはまるものではない。
関連用語
よくある質問
- ノーゲストと「店空(テンカラ)」は同じ意味ですか?
- ほぼ同義で、どちらも店内にお客様が一人もいない状態を指します。「ノーゲスト(ノーゲス)」は英語由来、「店空(テンカラ)」は和語由来で、店舗や地域・話者によってどちらを使うかが分かれます。
- ノーゲストの対義語は?
- 一部の用語集では「満卓(マンタク=全席が埋まっている状態)」を対義語として挙げています。ただし業界共通の定説というほど固定されたものではなく、文脈に応じて使われる程度に捉えてください。
出典(6件)・監修
監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。