GLOSSARY / 水商売用語

みき

業界スラングキャバクラ

グループ来店で会計を負担し、新規客を連れてくる中心的な既存客のこと。

定義

グループ来店で会計を負担し、新規客を連れてくる中心的な既存客のこと。客同士の紹介関係を木に例え、紹介の起点となる本人を「幹(みき)」、連れてこられた友人・知人(まだ誰も指名していないフリーの新規客)を「枝(えだ)」と呼ぶ。「枝」の対義語で、幹と枝はセットで使われる。ホストクラブでは「幹客(みきゃく)」とも呼ばれる。

読み・由来

読み:みき

客同士の紹介関係を樹木に例えた比喩から。紹介の起点となる本人を木の「幹」、そこから分かれて連れてこられる新規客を「枝」と呼ぶ。「幹から枝が分かれていく様子」になぞらえた業界スラングで、対概念の「枝」とセットで用いられる。

使い方(例)

「あの席は幹のお客様が枝を3人連れてきてくれた」「常連の○○さんが幹だから、連れの新規さんは枝として大事に接客して」

業態による違い

中心客=幹・連れの新規客=枝という基本構造はどの業態でも共通だが、説明の力点に違いがある。キャバクラ・クラブ(キャスト側)では「会計を負担するのが幹、しない同行者が枝」という会計負担の軸で語られることが多い。ホストクラブでは「本指名を入れていて担当が決まっている既存客が幹、その人が連れてくるフリーの新規客が枝」という指名・紹介の軸で説明され、1人の幹から複数の枝が派生する売上拡大の起点とされる。銀座などの高級クラブ(会員制・紹介制)では、会員客が幹・会員が連れてきた客が枝で、枝の担当(係)が自動的に幹と同じ係になる運用ルールがある。

相場・注意点

料金体系を表す語ではなく、客の属性・分類を表す呼称なので相場や金額は存在しない。営業面では、幹を起点に枝(新規客)が連続して派生し、枝が常連・指名客へ育つことで売上が広がるため、紹介の起点として重視される。高級クラブ・会員制店では枝の係が自動的に幹と同じになるなど、紹介関係が指名・売上配分の運用に直結する。

よくある質問

「幹」と「枝」の違いは?
連れ立って来店したグループのうち、会計を負担し新規客を連れてきた中心的な既存客が「幹」、その人が連れてきたフリーの新規客が「枝」です。紹介関係を木に例えた呼び方で、幹が起点・枝がそこから派生する側になります。
「幹客(みきゃく)」も同じ意味?
はい。主にホストクラブで使われる呼び方で、「幹」と同じく新しい客を紹介してくれる元になっている既存客を指します。キャバクラや高級クラブでは単に「幹」と呼ぶのが一般的です。
出典(5件)・監修

監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。

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