定義
定期的・継続的に同じ店に通い、キャストやママ・黒服に名前や顔を覚えられている馴染み客のこと。単なるリピーター以上に、店やキャストとの信頼関係・親しみを持って通う存在を指す。キャバクラ用語では「固定客(こていきゃく)」とほぼ同義とされ、固定客には「店そのものを気に入って通う客」と「特定のキャストを気に入って通う客」の2タイプがある。安定した売上源として店側に重視され、本指名・ボトルキープ・席やイベント情報の優先などの優遇を受けやすい。
読み・由来
読み:じょうれん
「常に連なる(常連)」=いつも来店の列に連なる人、という一般語に由来する。水商売特有の造語ではなく一般日本語だが、夜の業界で頻繁に使われる。
使い方(例)
「○○様、いつもありがとうございます」(常連客への定番の声かけ)/「あの卓は常連さんだから、いつもの席を空けておいて」
業態による違い
キャバクラ・クラブ・ラウンジでは「特定のキャストへの本指名+月数回〜週1,2回の来店+ボトルキープ」が典型的な常連像で、VIP席への案内やキャストの私的な連絡先交換など差別化された待遇に結びつきやすい。一方スナックは指名制度が薄いため、ママや他の客との人間関係・場の空気への馴染み度合いが常連性の核になる傾向があり、「お客さん→顔なじみ→常連」という段階で語られることもある。
相場・注意点
来店頻度・関係性を表す指標で、金額そのものを表す用語ではない。支払い額による客の区分は別語で表現され、序列の目安は「細客(ほそきゃく)<常連客<太客(ふときゃく)<極太」とされる(細客=あまり使わない客、太客=大金を使う客)。なお「常連だから何を言っても許される」「店の方針に口を出せる」といった特権意識を結びつける使い方は本来の意味から外れた現場慣用で、批判的に論じられることもある。
よくある質問
- 常連と太客の違いは?
- 常連は「来店頻度・関係性」を表す呼称で、太客は「使う金額が大きい客」を表す呼称です。頻繁に通っても使う額が少ない常連もいれば、たまにしか来ないが一度に大きく使う太客もいるため、別の軸の言葉として使い分けられます。
- 常連と固定客は同じ意味?
- キャバクラ用語ではほぼ同義として併用されます。固定客には「店そのものを気に入って通う客」と「特定のキャストを気に入って通う客」の2タイプがあり、どちらも常連と呼ばれます。
出典(7件)・監修
監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。