定義
英語 average(アベレージ=平均)の略で、ナイトワーク・風俗業界で「平均額」を指す隠語。文脈によって2つの系統で使われ、(1)キャスト/従業員側の平均日収・平均月収を指す場合と、(2)客が月に平均いくら使うか(客単価・客の太さの平均)を指す場合がある。換算は業界で「AVG1=1万円」が共通の目安として共有されており、たとえば「アベ5」なら平均日収5万円、「アベ50の姫」なら毎月平均50万円を使う客、といった具合に読み解く。同じ語が「自分の稼ぎ」と「客の太さ」の両義で機能するのが特徴のため、日収か月収か・キャスト視点か客視点かを必ず文脈で判別する必要がある。
読み・由来
読み:あべ
英語 average(アベレージ/平均)の略。もとは野球の打率(バッティングアベレージ)由来で「平均」を指す一般語が、風俗・夜職業界で「平均額(稼ぎ・客単価)」の意味に転用された業界スラング。表記は「アベ」「AVG」が混在する。
使い方(例)
「今週はアベ5でした」(=今週は平均日収5万円だった)/「あの客はアベ100だから大事にしな」(=あの客は月に平均100万円使うから)
業態による違い
風俗(嬢)・キャバクラでは主に自分の平均稼ぎ(日収・月収)を指すことが多い(例:「アベ2」=平均日収2万円、「アベ50」=平均月収50万円)。一方ホストクラブでは客が月に平均いくら使うか(客の利用額・太さ)を指す用法が中心で、「アベ◯◯の姫」という言い回しが定着している。いずれの業態でも「AVG1=1万円」の換算は共通だが、同じ「アベ◯◯」でも視点(稼ぎか客単価か)と単位(日収か月収か)が変わる点に注意。
相場・注意点
「AVG1=1万円」の換算は複数の業界情報源で一致しているものの、実務では店舗・地域・SNS投稿者によって日収か月収か、万円か十万円かといった解釈が揺れることがある。会計伝票上の厳密な経理用語というよりは、稼ぎや客の太さを表す口語スラングとして使われるのが実態のため、数字を鵜呑みにせず必ず文脈で単位と視点を確認するのが安全。
よくある質問
- 「アベ50」は月収50万円のこと?それとも客が50万円使うこと?
- 文脈と業態によります。風俗・キャバの稼ぎ視点なら平均月収50万円(または平均日収5万円を「アベ5」と言うケースもあり)、ホストの客視点なら毎月平均50万円を使ってくれる客(姫)を指します。誰の・何の平均かを必ず文脈で確認してください。
- 「AVG1=1万円」って必ずそう換算するの?
- 業界で広く共有されている目安で、複数の情報源でも一致しています。ただし店舗や地域、話し手によって単位の解釈(日収か月収か)が揺れることがあるため、数字だけで判断せず前後の会話で裏取りするのが安全です。
出典(4件)・監修
監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。