定義
会員制色のある店(キャバクラ・ラウンジなど)で、来店歴のない新規客や、ボトルキープをしていない客、指名のないフリー客を指す呼称。英語の visitor(訪問者)が語源で、対義語は「メンバー」。会員になっていない=店に紐づく実績(常連・ボトル・本指名)がまだ無い客、というニュアンスで使われる。ただし出典・店舗によって「新規」「ボトル無し」「指名無し」のどれを指すかは割れており、単一の厳密な定義は存在しない。
読み・由来
読み:びじたー
英語 "visitor"(訪問者・来訪者)に由来する外来語。ナイトワークでは「店にまだ根付いていない=会員/常連でない来訪者」という含意で転用されている。
使い方(例)
黒服「今日の卓、メンバーじゃなくてビジターだからセット料金高いよ」/キャスト「ボトルキープがないとビジター扱いになっちゃうんです」
業態による違い
キャバクラ・会員制ラウンジで主に使われ、「メンバー」とセットで料金区分(ビジター料金/メンバー料金)として機能することが多く、多くの店ではメンバーの方が安い。一方、高級クラブではビジター/メンバーという言葉自体をあまり使わず、来店歴のある客は指名の有無に関わらず「メンバー」と呼ぶ傾向がある、とする出典がある。ホストクラブでは「担当(指名)が決まっていない初めての客」を指す用法も見られるが、ホスト業界では同じ場面で「フリー」「初回」が使われることが多く、ビジターの使用頻度は相対的に低い。
相場・注意点
「ビジター」「メンバー」という語を使っていても必ずしも会員制店という意味ではなく、料金区分・客の状態を表す呼称にすぎないケースが多い、と複数の用語集が注意喚起している。店によって「新規」「フリー」「ボトル無し」のどれを指すか定義が割れるため、現場では黒服や同僚に確認するのが定石。料金面では「ビジター料金」「メンバー料金」という二本立てのセット料金・延長料金が存在しうる点が実務上のポイント。なお料金がメンバー優遇かは「ほとんど」「多い」レベルの記述で、例外もありうる。
よくある質問
- ビジターとフリーは同じ意味ですか?
- 重なる部分はありますが、必ずしも同じではありません。「フリー」は指名なしの客、「ビジター」は会員・ボトル・常連といった店の実績がない客、と分ける出典もあれば、両者を重ねて使う出典もあります。境界は店ごとに曖昧なので、現場では黒服・同僚に確認するのが確実です。
- ビジターとメンバーで料金は変わりますか?
- 「ビジター料金」「メンバー料金」という二本立ての料金設定を持つ店があり、多くの店ではメンバーの方が安く案内されます。ただしすべての店に当てはまるわけではなく、料金区分の有無や差は店ごとに異なります。
出典(7件)・監修
監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。
- https://lounge-tapioca.com/info/11030/
- https://lounge-tapioca.com/info/11226/
- https://mens-job.jp/magazine/business-word/nightwork-dictionary.html
- https://soramachi.net/guide/dictionary
- https://www.anothercast.com/sp/ka_dictionary.html
- https://offer.pokepara-tainew.jp/sp/dictionary/
- https://hostjob.jp/magazine/words/