GLOSSARY / 水商売用語

カード手数料カードてすうりょう

業界スラングキャバクラ

キャバクラ・ホスト・スナックなどの会計で、クレジットカード決済を選んだときに会計総額へ上乗せされる手数料。

定義

キャバクラ・ホスト・スナックなどの会計で、クレジットカード決済を選んだときに会計総額へ上乗せされる手数料。店がカード会社へ支払う加盟店手数料(決済手数料)を客に転嫁する形で請求するもので、現金払いなら発生しない。相場は会計総額のおおむね5〜20%で、最も多いのは10%前後。サービス料・TAX(消費税)を含めた総額に対してかかるため、現金より支払額が膨らむ。

読み・由来

読み:カードてすうりょう

店舗がクレジットカード会社へ支払う「加盟店手数料(決済手数料)」を客側に転嫁したもの。水商売は給料の即日現金手渡しなど店舗運営上現金が必要なこと、また現金払いを促したい事情から、「カード手数料○%」として実質的な現金割引のように運用してきた経緯がある。

使い方(例)

「うち、カード手数料10%もらうけど大丈夫?それとも現金にする?」/「総額15万にカード手数料が乗って、最終165,000円になります」

業態による違い

キャバクラ・クラブ・スナックなどナイト系飲食店では従来から10%前後で広く徴収されてきた。ホストクラブでは2024年以降、業界の情勢変化を受けて大手グループ・有名店を中心にカード手数料を店舗負担(撤廃)とする動きが出ている一方、一部の店は依然として総計に5〜10%を客負担で上乗せしており、店ごとに方針が分かれる。高級店ほどサービス料・TAXが高く、カード手数料が重なると総額の膨張が大きい。

夜レジでの扱い

POS・会計システムでは、現金払いとカード払いで請求額が変わる運用(手数料の上乗せ・自動計算)に対応できるかが実務上の論点になりうる。ただし客への手数料転嫁は加盟店規約上は本来禁止されているため、機能として案内する際は表現に注意が必要。

相場・注意点

相場は媒体により5〜20%とばらつくが、最頻値は会計総額の10%前後。なお、客にカード手数料を別途請求したり「カード利用は○○円から」と利用制限を設ける行為は、カード会社の加盟店規約で禁止されているとする業界メディアの説明があり、業界の慣行はグレーゾーンとされる(各カード会社の規約原文・適用範囲は店やカードブランドにより差がある可能性がある)。

よくある質問

カード手数料はいくらくらいですか?
店により幅がありますが、会計総額の10%前後が最も多い相場です。媒体によっては5〜20%という説明もあります。サービス料・TAXを含めた総額に対してかかるため、現金より支払額は膨らみます。
現金で払えば手数料はかかりませんか?
原則として現金払いではカード手数料は発生しません。手数料を避けたい場合は会計前に支払い方法を確認しておくとよいでしょう。
出典(8件)・監修

監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。

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