定義
スナック(ママがカウンター越しに接客する小規模な酒場)を愛好し、足しげく通う客・ファンを指す俗称。店側の役職や職種ではなく、「スナック好きの人」を表す呼び名です。ロック好きを「ロッカー」と呼ぶような語感で、英語の snack(軽食)に人を表す接尾辞 -er を付けた和製の造語として使われます。
読み・由来
読み:スナッカー
英語 snack(軽食。転じて飲食店業態のスナック)に、人を表す接尾辞 -er を付けた和製造語。スナック業態自体は、1959〜1964年の風営法改正と東京五輪を機に、深夜営業規制を回避するため「軽食(スナック)を出す酒場=スナックバー」を名乗ったことに由来するとされます。「スナッカー」という呼称自体は近年(2010年代後半〜2020年頃)の若者・女性によるスナックブーム再燃とともに広まった新しめの語で、2020年の産経新聞記事が「スナ女」とともに「新しい言葉」として紹介しています。正確な初出時期は特定できていません。
使い方(例)
「最近スナッカーが増えてきて、若い子や女性も気軽にスナックに来るようになったね」
「あの人は週3で通う筋金入りのスナッカーだよ」
業態による違い
スナック業態にほぼ固有の俗称です。客の隣に座って接待するキャバクラ・クラブ・ラウンジ・ガールズバー等(風俗営業許可店)では使われず、横に座らない接客形態のスナック(深夜酒類提供飲食店)の常連・ファン文化に紐づきます。同じ「よく通う客」でも、キャバ・クラブでは「太客」「指名客」といった語が使われるのに対し、スナックでは「常連」「メンバー(ボトルキープ客)」、そしてその愛好家全般を「スナッカー」と呼ぶ温度感の違いがあります。
相場・注意点
店側の役職・職種ではなく、客・愛好家を指す消費者側の俗称である点に注意してください。相場や料金に関する概念ではありません。業界内での定着度は「常連」「ママ」ほど高くなく、メディアや愛好家コミュニティを中心としたやや新しめのカジュアルな語です。女性のスナック愛好家を指す派生語に「スナ女(スナじょ)」があります。
関連用語
よくある質問
- スナッカーはお店のスタッフのこと?
- いいえ。スナッカーは店側の役職ではなく、スナックを愛好してよく通う客・ファンを指す俗称です。ママやチーママのような店側の呼び名とは別物です。
- キャバクラやクラブの常連客もスナッカーと呼ぶ?
- 基本的には呼びません。スナッカーはスナック業態にほぼ固有の語で、キャバクラ・クラブなどでは「太客」「指名客」「常連」といった語が使われます。
出典(5件)・監修
監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。