定義
水商売では、その月のショーや期間限定イベントの「最終日」を指す言葉。バースデーイベントやコスプレイベントの最終日をこう呼ぶこともある。もとは歌舞伎や大相撲など興行の最終日を表す業界用語で、転じて「物事の終わり・締めの場面」も意味する。略して「楽日(らくび)」「楽(らく)」とも言う。
読み・由来
読み:せんしゅうらく
江戸期の歌舞伎・大相撲の業界用語が由来。語源は諸説あり、雅楽の小曲「千秋楽」を一日の最後に演奏する風習からとする説や、能「高砂」の一節「千秋楽は民を撫で」を締めの祝言として謡う習わしからとする説が一般的。異体字の「千穐楽」は、芝居小屋の火事を忌んで「秋」の「火」を、縁起のよい「亀(龜)」を含む「穐」に置き換えたもの。水商売では、この興行界の「最終日」という概念が、月のショーやバースデー・コスプレなどイベント営業の最終日へ転用された。
使い方(例)
「今月のバースデーイベント、明日が千秋楽だからフルで詰めてね」
「コスプレフェアの千秋楽は混むから、早めに来店した方がいいよ」
関連用語
よくある質問
- 千秋楽と締め日は同じ意味ですか?
- 近い場面で使われますが、ニュアンスが異なります。千秋楽はもともと興行の「最終日」を指す言葉で、水商売ではショーやバースデー・コスプレなどイベントの最終日を表すのが基本です。一方、ホストクラブの「締め日」は月の最終営業日(ナンバー確定日)を指す定着語です。
- なぜ「千穐楽」と書くことがあるのですか?
- 「秋」の字に含まれる「火」を、芝居小屋の火事を忌んで避け、縁起のよい「亀(龜)」を含む「穐」に置き換えた異体字です。「千龝楽」と書くこともあります。
出典(4件)・監修
監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。