GLOSSARY / 水商売用語

ラスソンらすそん

業界スラングホストクラブ

ホストクラブで、その日の営業終了間際(ラストオーダー後)に、その日の売上ナンバーワンになったホストが店内で歌う締めの一曲。

定義

ホストクラブで、その日の営業終了間際(ラストオーダー後)に、その日の売上ナンバーワンになったホストが店内で歌う締めの一曲。1日1店舗1曲のみ流れる特別演出で、売上No.1の証=名誉・誇りの象徴とされる。

担当ホストにとっては最大目標の一つで、支えてくれた姫(指名客)への感謝を込めて歌うケースが多い。「売上No.1」の判定基準は売上額・来店組数など店舗によって異なる。後述のシャンパンコールとは別物で、ラスソンは「1日1人だけが歌える締め」という点が決定的に違う。

読み・由来

読み:らすそん

「ラストソング(Last Song)」の略。英語の Last Song を日本語で短縮した形が、そのまま夜の街のスラングとして定着したとみられる。ホストクラブの営業終了間際にその日の売上No.1ホストが歌う締めの一曲を指す。

使い方(例)

「あと3万でラスソンいけるかも…」(ラスト30分の声かけ)

「今日は◯◯がラスソン取った」=その日の売上No.1だった、の意

業態による違い

ホストクラブ固有の文化・用語。キャバクラなど女性接客業でも歌う演出はあるが、「ラスソン=売上No.1ホストが締めに歌う」という制度化された名誉イベントとして語られるのはほぼホストクラブに限られる。水商売全般のうち、ホスト業態に特化した用語といえる。

相場・注意点

多くの店でラスソンは「毎日のイベント」として定着しており、獲得者にラスソン手当を支給したり、店舗評価・給料に反映したり、公式SNSで発表して集客に使う店もあるとされる。ラストオーダー直前に各卓のホストが姫に高額シャンパンを促す動きが起きやすく、店全体の売上を押し上げる装置として機能する側面がある。高額注文や売掛が絡むトラブルは消費者問題として相談事例があるため、無理のない範囲で楽しむのが前提。ラスソン自体に固有の法規制は、今回の情報源では確認できなかった。

よくある質問

ラスソンとシャンパンコールの違いは?
シャンパンコールは高額シャンパン注文の都度、何度でも行われるお祝いの盛り上げ演出です。一方ラスソンは、その日の売上No.1ホストだけが営業の最後に1日1回歌う締めの特別演出で、発生条件・頻度・空気感が異なります。
ラスソンは誰でも歌えるの?
基本的にはその日の売上No.1になったホストだけが歌えます。判定基準は売上額か来店組数かなど店舗によって異なります。
ラスソンキングとは?
一定期間(その月やその年など)で最も多くラスソンを獲得した、つまり最も売上が大きかったホストを指す派生的な呼び方です。
出典(4件)・監修

監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。

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