定義
入店した時間帯・曜日・タイミングを問わず、営業時間内ならセット料金(チャージ)が一律になる料金システムを指す業界用語。料金表では「ALL TIME ○○円」と表記されることが多く、早い時間と遅い時間で値段が変わる「時間帯別料金」の対義概念として使われる。たとえば「1セット60分 ALL TIME(19:00〜翌5:00)3,000円」のように、営業している全時間帯で同じ金額が適用されることを示す。
読み・由来
読み:オールタイム
英語の "all time"(=全時間/いつでも)からの転用で、料金が「営業している全時間帯で同一」であることを表す表記。明確な造語者や初出は特定できないが、深夜まで長時間営業するガールズバー(深夜酒類提供飲食店)で、時間帯別料金と区別する目的で広く定着した。
使い方(例)
「うちはオールタイム3,000円だから、何時に来ても同じ料金で安心だよ」
(料金表)ALL TIME(19:00〜翌5:00) 1セット60分 3,000円/延長30分 1,800円
業態による違い
ガールズバーで最も一般的に見られる表記で、セット料金を全営業時間で一律にする方式の名称として定着している。ガールズバーは指名料がなく料金体系がシンプルなため、オールタイム表記と相性が良い。一方キャバクラでは「OPEN〜22時は6,000円/22時〜LASTは8,000円」のように時間帯別にセット料金を変える店も少なくないため、オールタイムは相対的に少なめだが、「オールタイム飲み放題・食べ放題(追加料金なし)」のように"いつでも一律=明朗会計"の文脈で訴求に使われることもある。スナックは元々チャージが一律のことが多く、専用語として表に出ることは比較的少ない。
夜レジでの扱い
POSのコース設定では、時間帯別料金にせず「オールタイム」の一律セット料金として登録すれば、来店時刻を問わず同じ会計になり、伝票や精算がシンプルになる。
相場・注意点
主にガールズバーの料金表で頻出する表記。相場は「ALL TIME/オールタイム 1セット60分 3,000円前後」(延長30分1,500〜2,000円)が標準的なラインで、新宿歌舞伎町・新橋・錦糸町・西川口など多数の店舗で実例が確認できる。ただしエリア・グレード・年により変動する。なお店舗によって「オールタイム」が(1)料金(セット)が全時間帯一律を指す場合と、(2)飲み放題が全時間提供を指す場合とで表記に揺れがあるため、利用前に料金表の表記を確認すると安心。
関連用語
よくある質問
- オールタイムは具体的にいくらが相場ですか?
- ガールズバーでは「1セット60分 3,000円前後」(延長30分1,500〜2,000円)が標準的なラインです。ただしエリア・グレード・年により変動するため、店舗の料金表で確認してください。
- オールタイムと時間帯別料金は何が違いますか?
- オールタイムは何時に来ても営業時間内なら同じセット料金になる方式です。一方の時間帯別料金は「OPEN〜22時は6,000円/22時以降は8,000円」のように、入店時刻によって料金が変わる方式で、両者は対義の関係にあります。
出典(6件)・監修
監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。