GLOSSARY / 水商売用語

日報・月報にっぽう・げっぽう

業務・経営用語キャバクラ

日報は1営業日ごとの売上・客数・客単価などの実績と現場の気付きを記録する営業報告書、月報は1ヶ月分の実績・進捗をまとめた報告書(「月次報告書」の略)で、日報より統括的・経営寄りの結果報告を担う。

定義

日報は1営業日ごとの売上・客数・客単価などの実績と現場の気付きを記録する営業報告書、月報は1ヶ月分の実績・進捗をまとめた報告書(「月次報告書」の略)で、日報より統括的・経営寄りの結果報告を担う。水商売(ナイトワーク)業態では、日報・月報はPOSの会計伝票・指名・勤怠データから集計する「締め作業」の成果物を指すことが多い。日報には総売上に加え、本指名・場内指名・同伴・延長・ヘルプといった指名内訳、キャスト別成績、ボトル/ドリンク販売、入出金(レジ金)、売掛回収、決済方法別内訳などが載る。月報はそれを月単位に積み上げ、前年同月比や予算対比の分析、月次ランキング、キャストバックや給与計算の基礎資料になる。提出先は税理士・社内共有・キャスト配布が中心で、閉店後の締めとして毎晩発生する定常業務にあたる。

読み・由来

読み:にっぽう・げっぽう

「日報」「月報」はビジネス文書一般の用語で、水商売固有の造語ではない。「月報」は「月次(げつじ=毎月実施すること)報告書」の略称。営業・経理の世界では古くから日報→週報→月報の階層(期間が長いほど統括的・経営寄り)が標準とされ、飲食・小売の売上管理文化がナイトワークに流入して、会計・指名・勤怠データを締め作業で集計した「売上総括日報」「売上総括月報」「日計表」として定着した。

使い方(例)

店長「閉店後の締め=日報作成に毎晩1時間かかってたよな」 主任「今はPOSで営業終了と同時に日報PDFが出ます。月報も1クリックなので、税理士提出と前年同月比はそれで」

業態による違い

飲食店一般では、日報は時間帯別・決済別売上、客数・客単価、人気メニュー、天候、客層、クレーム、在庫、所感などを幅広く記録する現場改善ツールで、月報は前年同月比・予算対比の経営分析寄り。チェーン店では各店から本部への日次売上報告(営業終了後の前日速報)が求められることもある。水商売(キャバクラ・ホスト・スナック等)では、売上に加え本指名・場内指名・同伴・延長・ヘルプ等の指名内訳、キャスト別成績、ボトル/ドリンク販売、入出金(レジ金)・売掛回収・決済方法別が日報/月報の核になり、月報は月次ランキングやキャストバック・給与計算の基礎にもなる。営業職一般の日報・月報は商談・訪問記録やKGI/KPI実績が中心で、売上集計とは性格が異なる。

夜レジでの扱い

夜レジは日報・月報を「自動作成」する。features ページでは「会計データから日報・月報を自動作成。PDF出力で印刷・共有もスムーズ。経費入力・キャスト別実績も集計」、トップでは「営業終了と同時に日報PDFが完成。月報も1クリック」「日報・月報・給与明細・勤怠明細・月次ランキングを、ワンクリックでPDF出力」と訴求している。実機ロジックとして、キャストバック5系統(指名・延長・オーダー商品・本指名売上・ボトル)、スライド時給(月は労働時間で加重平均)、ホステス源泉徴収(計算期間の日数で控除)、ボトルキープの場所/期限管理、売掛回収といった水商売特有の集計が日報・月報に反映される。これらはエアレジ/スマレジ等の一般POSでは非対応で手計算になりがちな項目であり、税理士提出・社内共有・キャスト配布まで追加作業ゼロで完結する点が差別化軸になる。指名やボトルがどう日報の数字に積み上がるかは「キャストバックの仕組み(/reji/features/cast-back/)」、機能全体は「夜レジの機能一覧(/reji/features/)」、料金は「料金プラン(/reji/pricing/)」で確認できる。

相場・注意点

「日報・月報の自動作成/自動化」は水商売向けPOS各社の標準的な訴求ポイントで、Club Manager・TRUST・CLUB NAVI・Dシステム・NIGHTCORE・VENUSなど他社も締め作業の自動化を競っている。つまり「自動作成」自体は業界標準であり、実際の差は集計の正確さ、キャストバック/源泉徴収/売掛など水商売特有項目の網羅度、出力形式(PDF/Excel)の使い勝手にある。必須項目や本部への報告タイミングは店舗・企業・POS製品ごとに異なるため、自店の運用に必要な項目が出力できるかを実際に確認するのが安全。

関連用語

締め作業売上管理日計表客単価決済方法別売上月次決算売掛管理ボトルキープ管理キャスト成績(指名内訳)PDF出力レジ金管理キャストバック源泉徴収

よくある質問

日報と月報は何が違うの?
日報は1営業日ごとの売上・客数・指名内訳などを記録する報告書で、翌朝のミーティング資料や当日の課題対応に使います。月報はその日報を1ヶ月分積み上げて前年同月比や予算対比を分析する、より統括的で経営寄りの結果報告です。水商売では月報が月次ランキングやキャストバック・給与計算の基礎にもなります。
水商売の日報・月報には何を書くの?
総売上・客数・客単価に加えて、本指名・場内指名・同伴・延長・ヘルプといった指名内訳、キャスト別成績、ボトル/ドリンク販売、入出金(レジ金)、売掛回収、決済方法別内訳などが核になります。店舗やPOS製品によって項目には差があります。
夜レジだと日報・月報作成はどれくらい楽になる?
会計データから日報・月報を自動作成し、営業終了と同時に日報PDFが完成、月報も1クリックで出力できます。キャストバックや源泉徴収、売掛回収など一般POSでは手計算になりがちな水商売特有の集計まで反映されるため、税理士提出・社内共有・キャスト配布まで追加作業をほぼゼロにできます。詳しくは /reji/features/ をご覧ください。
出典(9件)・監修

監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。

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