GLOSSARY / 水商売用語

日報にっぽう

業務・経営用語all

1営業日分の業務・会計結果をまとめた報告書のこと。

定義

1営業日分の業務・会計結果をまとめた報告書のこと。水商売の店舗では、その日の総売上・客数・組数・客単価・本指名/場内指名の本数・キャスト別の成績・支払方法別の内訳などを集計して記録し、営業の振り返りと経営者・上層部への報告を兼ねる。閉店後の締め作業の一環として作成され、売上金額だけでなく改善点や気づきまで残すことで翌日以降の運営に活かす資料になる。

読み・由来

読み:にっぽう

「日報」は一般のビジネス用語で「1日ごとの業務報告書」を指す語。水商売・飲食固有の造語ではなく、小売・飲食・サービス業全般で売上分析や業務効率化に使われてきた汎用語が、ナイトワークの店舗運営にそのまま転用されたもの。期間単位による派生語として、週ごとを週報、月ごとを月報、年ごとを年報と呼び、日報はその系列の最小単位にあたる。

使い方(例)

「閉店後の締め作業として、本日の日報を上げておいて」(=その日の売上・客数・指名本数を集計して報告する)

「日報を見ると、金曜のフリー客から本指名への達成率が上がってるね」

業態による違い

記録する項目に業態差が出る。バーはドリンク(ボトル含む)中心、スナックは会話・常連関係が核で売上規模が小さく日報項目も簡素になりやすい。キャバクラ・ラウンジ・クラブは席料(セット料金)+ドリンク+指名が収益の柱のため、本指名・場内指名・フリー客の区分やキャスト別売上、回転率まで細かく集計する。ホストクラブも同様にホスト別売上・指名管理が日報の中心。POS導入店ではこれらを閉店後に自動生成でき、未導入店は手書きやExcelでの集計になる。

夜レジでの扱い

夜レジのようなナイトワーク向けPOSでは、注文入力の時点で売上データが記録されるため、閉店後の締め作業で日報・月報をまとめて出力できる。手作業での集計負担を減らし、指名率や客単価の推移を日次で振り返りやすくなる。

相場・注意点

近年はナイトワーク専用POSの普及で、注文入力時点から売上が記録され日次・月次レポートが自動生成される流れが標準化しつつある。POS文脈では「日報」と「月報」が集計メニューの基本セットとして対で扱われることが多い。なお「日報」と「日計(にっけい)」の使い分けは店舗やPOSベンダーによって揺れがあり、ほぼ同義に使う店もあれば、日計=締め後の現金・売上の数字、日報=所感や気づきを含む報告書として区別する店もある。業界統一の線引きは確認できていない。読みは原則「にっぽう」だが、口語で「にちほう」と読む人もいる。

関連用語

月報週報締め作業客単価本指名場内指名回転率POS

よくある質問

日報と日計(にっけい)は同じものですか?
ほぼ同義に使う店が多いですが、明確な区別をする店もあります。日計を「締め後の現金・売上の数字」、日報を「その数字に所感や気づきを含めた報告書」として分ける場合がある一方、両者を同じ意味で使う店やPOSベンダーもあります。業界で統一された線引きはありません。
日報には何を書けばいいですか?
基本は総売上・客数・組数・客単価・本指名/場内指名の本数・キャスト別成績・支払方法別の内訳など、その日の会計結果です。これに加えて改善点や気づきを残しておくと、翌日以降の営業の振り返りに活きます。POS導入店ではこれらの数値を閉店後に自動で集計・出力できます。
出典(7件)・監修

監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。

水商売の現場を、夜レジで。

指名・バック・会計・給与まで水商売専用に自動化。月額29,800円・初期0円。