定義
着席時やお酒を飲む際に卓上へ出される、水分の少ない手軽なおつまみの総称。ナッツ・ポテトチップス・柿の種(柿ピー)・クラッカー・チョコレート・チーズ・するめ/ジャーキー・ポップコーンなどを指す。水分が少なく喉が渇くため、自然とお酒が進むという店側の意図もあるとされる。無料で出す店では「チャーム」と表記されることが多く、別途料金が発生する有料フード扱いの店もある。
読み・由来
読み:かわきもの
一般日本語の「乾き物=水分の少ない食品(乾物・乾き菓子など)」を、ナイト業界の卓上おつまみに転用した言葉。なお、無料提供時の別称「チャーム」の語源は諸説あり確定していない(業界内でも広く「語源不明」と注記される)。英語の charm(魅力/charming=テーブルを華やかに彩る・客を喜ばせる)に由来するという説、「乾き物」が音変化したとする説などがある。
使い方(例)
「とりあえず乾き物だけ出しといて」(着席直後に卓へチャームを置く指示)
「フードは高いから、乾き物でつまんどこう」
業態による違い
キャバクラ=乾き物が定番(ポテチ・ピーナッツ・チョコ・ポッキー・ジャーキー等)。無料の場合「チャーム」表記、有料フード扱いの店もある。スナック=乾き物系が多いが、ママの手作りおつまみ(ポテサラ・煮物など)がセット料金内で出ることも多い。高級クラブ=「チャーム」として無料提供が一般的で、落ち着いた雰囲気に合うナッツ・チョコ・クラッカー等。ホストクラブ=着席時に卓上へ置かれ、柿ピー・チョコ・ミックスナッツ・ポップコーン等が基本セット料金込みで追加料金なしのことが多い。
相場・注意点
提供形態・課金は店種で二分される。(1)無料/セット料金・チャージ料込み=高級クラブ、ホストクラブ、多くのキャバクラで「チャーム」として無料提供される(テーブルチャージへのお礼の位置づけ)。(2)有料=フードメニューとして注文制の店もあり、その場合おつまみは1,000円程度が目安とされる(割高)。スナックはママの手作りおつまみがセット料金に含まれる形が多い。高級店ほどチャームのクオリティが上がる傾向。なお相場や無料/有料の比率は各メディアの一般論であり、店舗・地域・時期によるばらつきが大きい。
よくある質問
- 乾き物とチャームは同じ意味ですか?
- 現場ではほぼ同じ意味で使われますが、厳密には一致しません。乾き物は「水分の少ないおつまみという食品のカテゴリ」を指し、チャームは「着席時に出される突き出し(お通し)というサービスの概念」を指します。チャームには枝豆や手作り惣菜など乾き物以外も含まれ得るため、乾き物はチャームの代表例・一種と捉えるのが正確です。
- 乾き物は無料ですか、有料ですか?
- 店種によって分かれます。高級クラブ・ホストクラブ・多くのキャバクラでは「チャーム」として無料(セット料金・チャージ込み)で提供されます。一方で有料フードとして注文制の店もあり、その場合は1,000円程度が目安とされます。会計前に料金体系を確認しておくと安心です。
出典(8件)・監修
監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。
- https://www.oremichi.com/magazine/9326
- https://cabanori.com/shop_pickups/19
- https://lounge-tapioca.com/info/10551/
- https://times.trust-operation.com/snack-charm/
- https://morework.co.jp/infomen/3172/
- https://host-paradise.jp/magazine/words/chi/2629/
- https://www.karanavi.net/column/
- https://snacker.jp/contents/word/