GLOSSARY / 水商売用語

ハウスボトルハウスボトル

業界スラングバー

セット料金(席代・チャージ)に含まれていて、追加料金なしで飲めるお店共用のボトル(お酒)のこと。

定義

セット料金(席代・チャージ)に含まれていて、追加料金なしで飲めるお店共用のボトル(お酒)のこと。お客様が来店時から自由に飲める、いわば「お店のデフォルトのお酒」を指す。特定のお客様専用で有料の「キープボトル」とは対をなす概念で、銘柄はお店が決めたものに限られ、比較的リーズナブルな定番銘柄が選ばれる。お客様全員で共有して使うため、原則キャスト(キャバ嬢・ホスト)は飲まない。

読み・由来

読み:ハウスボトル

英語の "house"(その店の/店備え付けの、の意。house wine などと同じ用法)と "bottle"(ボトル)の組み合わせ。飲食・バー業界で店の標準提供品を指す「ハウス◯◯」の語法が水商売に転用されたものとみられる。明確な命名者・初出は不明。

使い方(例)

「ハウスボトルはウイスキーと焼酎、どちらになさいますか?」

「とりあえずハウスでいいよ、角ハイで」

業態による違い

キャバクラ・ホストクラブ・スナック・ガールズバー・バーで広く共通して使われる。キャバ/ホストではセット料金(チャージ)込みの飲み放題ボトルとして「最初に出る基本酒」の意味合いが強く、客専用でキャストは飲まないのが基本。スナック・バーでは「飲み放題プランに含まれる店の標準酒」「割り物のベースになる備え付けボトル」というニュアンスが中心。歌舞伎町のホストクラブでは焼酎が定番で、ハウスボトルを割る割り物が無料飲み放題という運用が多い。

相場・注意点

銘柄はセット料金に比例してランクアップする傾向。定番はウイスキー(サントリー角瓶・トリス・シーバスリーガル等)と焼酎(甲類の鏡月・JINRO、麦のいいちこ・二階堂、芋の黒霧島など)の2系統で、来店時に「ウイスキーか焼酎か」を選ばせる、または最初から両方をテーブルにセットする運用が多い。割り物(水・お茶・ウーロン茶・ソーダ)は通常無料。生ビール・瓶ビールはハウスボトルに含まれないことがほとんど。ハウスボトルはセット料金に内包されるため単体価格は付かないが、参考として同銘柄を有料注文した場合の相場はウイスキー約15,000円〜、焼酎約5,000円〜。セット料金自体の相場は一般的なキャバクラで60分5,000〜6,000円程度(激安店2,000〜4,000円、高級店8,000〜20,000円)。価格・銘柄は店舗ランク・エリア・時期で大きく変動するため目安。

関連用語

キープボトルセット料金チャージ飲み放題飲み飲ませ放題角ハイ割り物ドリンク

よくある質問

ハウスボトルは飲み放題ですか?追加料金はかかりますか?
ハウスボトルはセット料金(席代・チャージ)に含まれているため、原則として追加料金なしで飲めます。バー・スナックでは飲み放題プランに含まれるのが一般的です。ただし生ビールや瓶ビールはハウスボトルに含まれないことがほとんどで、有料の指名ボトル(キープボトル)とは別物です。
ハウスボトルとキープボトルの違いは?
ハウスボトルはお店が用意し全てのお客様で共有する備え付けの基本酒で、セット料金込み。一方キープボトルは特定のお客様が購入してお店に保管してもらう専用ボトルで、別途料金がかかります。
出典(6件)・監修

監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。

水商売の現場を、夜レジで。

指名・バック・会計・給与まで水商売専用に自動化。月額29,800円・初期0円。