定義
「エレベーター(エレ)」+「チュー(キス)」の略で、エレベーターの密室内でキャスト/ホストと客がキスをすることを指す。多くは客をビルの外まで見送る「お見送り」「送り指名」の際に行われる。密室で特別感を演出し、関係構築や再来店(リピート)につなげる色恋営業の一環として用いられる接客行為を指す言葉。
読み・由来
読み:えれちゅー
元はホストクラブの業界用語。ホストクラブはビルの上層階に入ることが多く、客を見送る際に一緒にエレベーターに乗る状況が生まれることから発生したとされる。客が「帰りたくない」と駄々をこねたときにキスをして大人しくさせたことから広まったという説があるが、いずれもナイトワーク系メディアの記述で一次史料の裏付けはなく、由来の正確な経緯は不確か。そこからキャバクラ・ガールズバー・コンカフェ等のナイトワーク全般に言葉が伝播した。
使い方(例)
「送り指名でエレチューして、次回の来店につなげた」/「初回だと口じゃなくてほっぺにエレチューするホストが多いらしい」
業態による違い
ホストクラブで最も典型的。ホストは客と一緒にエレベーターでビルの外まで見送るため出番が多く、色恋営業の初歩とされる。一方キャバクラ・ガールズバー・コンカフェ等ではエレベーター前までの見送りが基本で、客と一緒に乗ることが少ないため、エレチューが行われることはあまりなく「出番の少ない用語」とされる。
相場・注意点
明示的な料金が付くサービスではなく、色恋営業の一環として行われる接客行為のため、相場・値段の概念は存在しない。近年は法令順守や接客基準の変化、トラブル回避の観点から、身体的接触を伴う行為として慎重に扱われる傾向が指摘される。なお出典にはエレチュー自体を直接「違法」とする法的根拠は示されていないが、同意のないキスや風営法・条例上の接客基準との関係で問題化し得る点には留意したい。 相手の同意がない身体接触は、状況により不同意わいせつ罪等の刑事責任を問われうる。あくまで双方合意が前提で、店として推奨される行為ではない。
よくある質問
- エレチューはどこの業態で多い?
- ホストクラブが最も典型的です。ホストは客と一緒にエレベーターでビルの外まで見送るため出番が多く、色恋営業の初歩とされます。キャバクラ・ガールズバー・コンカフェ等はエレベーター前までの見送りが基本で、エレチューが行われることはあまりありません。
- エレチューは違法なの?
- 出典の範囲ではエレチュー自体を直接「違法」とする法的根拠は示されていません。ただし同意のないキスや、風営法・条例上の接客基準との関係で問題化し得るため、近年はトラブル回避の観点から慎重に扱われる傾向が指摘されています。
出典(6件)・監修
監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。