YORUNO POS ── 機能 / 顧客・ボトル・ヘルプ管理

顧客・ボトル・ヘルプ管理

来店履歴・ボトルキープ・顧客カルテを会計と一つの伝票でつなぎ、お店のデータ資産として一元管理。ボトルは「棚のどこにあるか」「あと何日で期限か」まで1本ずつ記録。退職キャストの顧客持ち出しも、出禁・削除依頼の対応も、設計で守ります。

✓ 全機能に含まれる(月額29,800円・税込)
夜レジのボトルキープ管理画面。配置場所・ボトルネーム名・銘柄・紐付け顧客・残り日数が1本ずつ一覧表示され、棚保管中/利用中のステータスで区別されている
実際の管理画面「ボトル管理」── 配置場所・ボトルネーム名・銘柄・顧客・残り日数を1本ずつ管理

① 紙のボトル管理ノート・個人アプリの限界

紙のノートや個人スマホのアプリでは「ボトルが棚のどこにあるか分からない」「期限切れに気づけずクレームになる」「担当キャストが辞めると顧客データごと消える」という限界があります。夜レジは顧客・ボトルを店舗のデータとして会計と一元管理し、これらを構造で解決します。

ボトルネーム名を紙で管理すると、来店のたびに棚をめくって探し、保管期限は人の記憶頼り。顧客情報をキャスト個人のアプリで持てば、退職とともにお店から消えます。夜レジは顧客・ボトル・ヘルプ・会計・給与を一つの伝票でつなぐため、入力の二度手間や属人化が起きません。

ボトル管理:銘柄・ボトルネーム名・配置場所・利用開始日まで1本ずつ記録

夜レジは1本のボトルごとに、ボトルネーム名・銘柄(商品)・配置場所・利用開始日・紐付け顧客を記録し、「棚に保管中」か「今この卓で利用中」かをステータスで区別します。来店時に棚のどこにあるかまで分かるため、探さずに即提供できます。
ボトルの記録項目内容
ボトルネーム名必須項目。「/」区切りで複数名を保持でき、連れ客でのボトル共有にも対応。
銘柄(商品)商品マスタと紐付け。シャンパン・焼酎などの銘柄を特定。
配置場所棚のどの位置に置いたかを記録。来店時にすぐ取り出せる。
利用開始日キープを始めた日。ここを起点に保管期限を自動算出(→③)。
ステータス「棚に保管中」/「利用中(今この卓で開けている)」の2状態で区別。
紐付け顧客顧客カルテと連携。未紐付け(顧客なし)でも登録できる。

競合の多くは「ボトル一覧の表示」や「名前検索」までですが、夜レジは物理的な配置場所棚/利用中のステータス区別まで1本ずつ持ちます。

③ ボトルの期限はどう管理する? ── 利用開始日+保管日数で自動算出

ボトルの期限は手計算ではありません。店舗が設定した保管日数(既定90日)を利用開始日に加えて期限を自動算出し、警告日(既定14日前)になると一覧で分かるようにします。期限切れの無断処分トラブルやクレームを、仕組みで防ぎます。
ボトル期限 = 利用開始日 + 保管日数(店舗設定・既定90日)
期限の警告日数(既定14日)を切ると警告対象に。保管日数・警告日数はどちらも店舗ごとに設定できます。

「いつまで保管するか」を人の記憶や付箋に頼ると、期限切れに気づかず処分してトラブルになります。夜レジは利用開始日を基準に残り日数を自動計算し、期限が近いボトルを早めに把握できます。

④ 顧客カルテで何を残せる? ── 会計と連動して自動蓄積

顧客カルテには、氏名・ふりがな・誕生日・電話・住所・会社・自由メモ・キープ中のボトルネーム名などを記録できます。来店履歴と売上は会計の確定と連動して自動で蓄積されるため、手入力の二度手間がありません。
顧客カルテの項目活用
氏名・ふりがな・誕生日バースデー営業、呼びかけ。
電話・住所・会社連絡・送迎・法人客の管理。
自由メモ好みのお酒・接客の特徴・同伴/アフター等を引き継ぎ。
ボトルネーム名キープ中のボトルを顧客カルテから把握(「/」区切りで複数)。
来店履歴・売上会計確定と連動して自動で蓄積(手入力不要)。
会計の確定が起点。会計を打てば、その来店と売上がそのお客様の履歴として自動で残ります。担当キャストやボトルも同じ伝票でつながります。

来なくなった・出禁の顧客はどうする?履歴を残したまま論理非表示

退店・出禁になったお客様や、個人情報の削除依頼があったお客様は、顧客一覧から「論理非表示」にできます。表には出さない一方で、過去の来店履歴・売上データは保全されるため、店舗の集計や分析は崩れません。

「もう来ないお客様をリストから消したいが、過去の売上まで消えると困る」——これは現場で実際にある悩みですが、店舗POSの文脈で答えている競合がほとんどありません。夜レジは表示フラグで顧客一覧から消すが、来店履歴・売上は残す論理非表示に対応します。

物理削除(完全に消す)

顧客レコードを削除しても、変更履歴(監査ログ)に全項目が残り、後から追跡できる。

論理非表示(おすすめ)

一覧から隠すだけで、過去の来店履歴・売上は保全。出禁・削除依頼・休眠客の整理に。

個人情報の取り扱い・削除依頼への具体的な対応方針は、お店の運用ポリシーに沿ってご判断ください。

ヘルプの着席記録が、バック配分の根拠になる

夜レジはヘルプ専用の項目を別に持たず、会計時の指名区分(場内/本指名/同伴)と、卓ごとの「指名カテゴリ→キャスト」の記録で「誰がどの卓にヘルプで着いたか」を残します。この記録がそのまま給与計算につながり、本指名のいない卓のボトル・指名バックを場内キャスト全員へ均等配分する根拠になります。

「ヘルプにはバックがつかない」は業界の常識として語られがちですが、夜レジはヘルプ着席を伝票に記録し、貢献を可視化・配分できる設計です。本指名キャストがいないフリー卓のボトルバックは、その卓に着いた場内(ヘルプ)キャスト全員で均等に分けます(店舗設定の場内バック率で算出)。これは競合・個人アプリのどこも触れていない論点です。

フリー卓(本指名なし)
ボトル ¥60,000
場内A場内B場内C
→ 卓に着いた場内(ヘルプ)3人で均等割り(設定率で自動配分)

バックの計算ロジック全体は キャストバック自動計算 をご覧ください。

⑦ 退職キャストの顧客情報持ち出しを防ぐ

顧客・ボトルのデータは店舗単位でお店が保有します。キャスト個人のスマホに溜め込む運用と違い、退職しても顧客情報がお店に残り、操作はすべて監査ログ(誰が・いつ・どの画面で・何を)に記録されます。

水商売は人の出入りが多く、顧客リストの持ち出しは深刻なリスクです。夜レジは全データを店舗に紐づけて保有し、削除しても変更履歴(監査ログ)に記録が残るため、不正な書き換え・持ち出しに改ざん検知レベルで備えます。アクセス権限は役割(オーナー/会計/スタッフ等)と画面単位で制御できます。

権限・監査ログの詳細は 権限・監査ログ をご覧ください。

⑧ 業態別の使いかた

キャバクラ・クラブ・ラウンジ・スナック・ガールズバー・ホストクラブのいずれでも、顧客カルテ・ボトルキープ・ヘルプ記録を同じ仕組みで使えます。ボトルの保管日数や顧客項目の使い方を、お店の運用に合わせて設定するだけです。

キャバクラ/ラウンジ

来店履歴・好み・担当キャストをカルテに蓄積。ヘルプ着席もバック配分の根拠に。

クラブ・ホスト

高額ボトル・シャンパンの配置場所と期限を管理。連れ客の共有ボトルにも対応。

スナック/ガールズバー

常連のボトルキープと顧客メモを軽快に。少人数運用でも紙からの脱却が容易。

⑨ なぜ個人用アプリ・汎用POSでは代わりにならないのか

キャスト個人が使う顧客管理アプリは「キャストが自分のために持つ」もので、退職すれば店からデータが消えます。汎用POS(スマレジ等)は商品会計が前提で、ボトルキープや水商売の顧客・ヘルプ管理に対応していません。夜レジは店舗がデータを保有し、これらを会計・給与とつなぐ専用設計です。
個人用アプリ汎用POS夜レジ
データの保有者キャスト個人店舗店舗(多店舗は本部連結)
ボトルの配置・ステータス非対応配置場所+棚/利用中で区別
期限の自動算出・警告アプリ次第非対応利用開始日+保管日数で自動
来店履歴の自動蓄積手入力会計と別管理会計確定と連動で自動
ヘルプ記録とバック配分着席記録が給与配分の根拠
退職時のデータ持ち出し本人が持ち去る店舗保有+監査ログで抑止

⑩ よくある質問

キャバクラのボトルキープはシステムでどう管理するの?紙やノートと何が違う?
夜レジはボトルネーム名・銘柄・配置場所・利用開始日・紐付け顧客を1本ずつ記録し、「棚に保管中」か「利用中」かをステータスで区別します。紙と違い、棚のどこにあるか・あと何日で期限かまで分かり、担当キャストが辞めてもデータはお店に残ります。
ボトルキープの期限はどう設定・通知される?期限切れボトルは一覧で分かる?
店舗が設定した保管日数(既定90日)を利用開始日に加えて期限を自動算出します。警告日数(既定14日前)を切ると警告対象として把握でき、期限切れの無断処分やクレームを仕組みで防ぎます。保管日数・警告日数は店舗ごとに変更できます。
ボトルを棚のどこに置いたか(配置場所)まで記録できる?
はい。各ボトルに配置場所を記録できるため、来店時に棚を探さず即提供できます。あわせて「棚に保管中」「今この卓で利用中」のステータスでも区別します。
顧客カルテにはどんな項目を記録できる?来店履歴は自動で残る?
氏名・ふりがな・誕生日・電話・住所・会社・自由メモ・キープ中のボトルネーム名などを記録できます。来店履歴と売上は会計の確定と連動して自動で蓄積されるため、手入力の二度手間はありません。
来なくなった・出禁のお客様や、削除依頼があったお客様のデータはどうできる?
顧客一覧から「論理非表示」にできます。一覧からは消えますが、過去の来店履歴・売上は保全されるため集計は崩れません。物理削除した場合も変更履歴(監査ログ)に全項目が残ります。個人情報の取り扱いはお店の運用ポリシーに沿ってご判断ください。
ヘルプで着席したキャストの記録は残る?バック(給与配分)にどう反映される?
会計時の指名区分と、卓ごとの「指名カテゴリ→キャスト」の記録で、誰がどの卓にヘルプで着いたかが残ります。これが給与計算につながり、本指名のいない卓のボトル・指名バックは場内(ヘルプ)キャスト全員で均等配分されます(店舗設定の場内バック率で算出)。
退職するキャストによる顧客情報の持ち出しは防げる?
顧客・ボトルのデータは店舗単位でお店が保有します。個人のスマホに溜め込む運用と違い、退職してもデータはお店に残り、操作はすべて監査ログに記録されます。役割・画面単位でアクセス権限も制御できます。
キャバ嬢個人が使う顧客管理アプリと、店舗POSの顧客管理は何が違う?
個人用アプリは「キャストが自分のために持つ」もので、退職すれば店からデータが消えます。夜レジは店舗がデータを保有し、顧客・ボトル・ヘルプ・会計・給与を一つの伝票でつなぎます。多店舗は本部から横断管理できます。
1本のボトルを連れ客で共有する場合も管理できる?
はい。顧客に紐付けない(未紐付け)ボトル登録も可能で、ボトルネーム名は「/」区切りで複数名を保持できます。グループ来店・連れ客でのボトル共有という現場運用に素直に対応します。

本記事は夜レジの実際の管理画面・データ仕様に基づきます。著者:中込 洸(日富士貿易 代表/水商売向けクラウドPOS「夜レジ」統括)/会社情報特商法表記/最終更新:2026年6月

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