定義
「痛いホスト」の略で、接客の配慮に欠ける・自信過剰でナルシスト・空気が読めないなど、態度や人間性に問題のあるホストを指すネガティブな俗語。客側の蔑称「痛客(いたきゃく)」のホスト版にあたる対概念。具体例としては、客への馴れ馴れしい言動や暴言、自分の話ばかりする、過剰なボディタッチ、テーブルマナーが悪い、極端な俺様態度などが挙げられる。重要な線引きとして、単に不慣れなだけの新人を痛ホスとは呼ばず、未熟さではなく性質・態度の問題を指す点に注意。
読み・由来
読み:いたほす
「痛い(自意識過剰・空気が読めず見ていて恥ずかしい、というネットスラング由来の俗語的用法)」+「ホスト」の合成・略語。先行して存在する客側の蔑称「痛客」のホスト版として生まれた対概念で、複数の業界用語集が「痛客のホスト版」と明示している。
使い方(例)
姫A「あの新人、自称No.1とか言っちゃってさ…正直ちょっと痛ホスかも」
姫B「指名替えも考えていいと思うよ。接してて疲れる子は無理しないのが一番」
業態による違い
名称に「ホス(ホスト)」を含むため、基本的にホストクラブ固有の用語。客側の対概念「痛客」はホスト・キャバ嬢など夜の接客業全般で広く使われるが、女性キャストの同種を指す確立した対称スラング(「痛キャバ嬢」のような定着語)は今回の調査では確認できず、女性側は通常「使えないキャスト」等の別表現で言われることが多い。なお地域・時代によっては「何をやらせてもダメな(能力が低い)ホスト」と能力面を強調する古い用法もあり、現在主流の「人間性・態度の問題」とはニュアンスがやや揺れる。
相場・注意点
客の評価や店内の人間関係に関わる内輪の俗語で、料金相場や違法性とは直接関係しない。あくまでホスト個人の態度・接客に対する主観的なネガティブ評価を表す言葉であり、人を一方的に揶揄・断定する目的での使用には配慮が必要。
よくある質問
- 痛ホスと新人ホストの違いは?
- 単に不慣れで接客がぎこちないだけの新人を痛ホスとは呼びません。痛ホスは未熟さではなく、自信過剰・空気が読めない・配慮に欠けるといった性質や態度の問題を指す言葉です。
- 痛ホスは客側だけが使う言葉?
- いいえ。ホストクラブの客(姫)だけでなく、業界関係者・スタッフの間でも使われます。客側の蔑称「痛客」と対になる呼び方として理解されています。
出典(6件)・監修
監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。