定義
「オリジナルシャンパン」の略で、ボトルやラベルを店名・キャスト名・写真・メッセージ・ロゴなどでカスタマイズした、そのお店限定の特注シャンパン。市販されておらず、希少性と特別感を売りにした演出用ドリンク。中身は市販のシャンパンやスパークリングワインで、ラベル・装飾だけがオリジナルというケースが一般的。誕生日や周年などのイベントを盛り上げる目玉として使われる。
読み・由来
読み:おりしゃん
もともとホストクラブで、キャストの誕生日・周年などのイベントを祝う演出として誕生。キャストの顔写真を入れたオリジナルデザインボトルを製作したのが始まりとされ、ナイトレジャー業界(ホスト・キャバクラ)を中心に広まった。「オリジナルシャンパン」を縮めた業界スラング。
使い方(例)
「今日のイベント、お客様がオリシャン入れてくれた!」/「誕生日に担当の名前入りオリシャンを卸す」
業態による違い
発祥・最も盛んなのはホストクラブで、担当ホストの名前や写真入り、「オリシャンバック」制度が定着している。キャバクラでも提供され、店ロゴ入りやキャスト個人作成のものがあり、コストを抑えた手軽な製作も紹介される。基本的な意味としくみは両業態で共通だが、ホストはキャストへの還元(バック)込みで高単価運用される傾向、キャバクラはコストを抑えた華やかな演出ツールとして語られる傾向がある。
夜レジでの扱い
高単価かつ高粗利の特注商品なので、商品マスタに個別登録しておくと売上・粗利の把握がしやすく、オリシャンバックの計算対象としても扱える。
相場・注意点
販売価格の相場は概ね5万円~20万円(店舗・中身の銘柄・装飾クオリティで変動。凝ったデコシャンやLED装飾だと30万円以上のことも)。複数ソースで「5~15万円」「5万~20万円」が中心レンジで一致するが、条件で大きく動くため一律の数値は確定できない。ポイントは、中身が原価数千円のスパークリングワインや市販シャンパンでも、オリジナル装飾の特別感を理由に通常ドリンクより高単価で設定でき、店・キャストへの還元率(粗利)が高いこと。製作原価は専門業者で1本1,800円~と安価とされる。ホストでは担当者に還元される「オリシャンバック」というインセンティブが発生する場合もあり、キャストの収益源にもなる。
関連用語
よくある質問
- オリシャンの中身は本物のシャンパン?
- オリジナルなのはラベルや装飾で、中身は市販のシャンパンまたはスパークリングワインであることが多いです。銘柄や中身の良し悪しは店舗・商品によって異なります。
- オリシャンの相場はいくらくらい?
- おおむね5万円~20万円が中心で、店舗・中身の銘柄・装飾のクオリティで変動します。デコシャンやLED装飾など凝ったものは30万円以上になることもあります。
出典(5件)・監修
監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。