GLOSSARY / 水商売用語

バックレばっくれ

業界スラング水商売全般

キャストやスタッフが店に何の連絡もせず、無断で出勤しなくなり、そのまま音信不通になって事実上の退店に至る行為。

定義

キャストやスタッフが店に何の連絡もせず、無断で出勤しなくなり、そのまま音信不通になって事実上の退店に至る行為。退店だけでなく、その日のシフトを連絡なしでキャンセルする無断欠勤を指すこともある。ホスト・キャバクラでは「客がツケ料金を払わず音信不通になる」意味で、客側の行為に使われることもある。

読み・由来

読み:ばっくれ

「知っているのに知らないふりをする・しらを切る」を意味する「しらばっくれる(白ばっくれる)」が略され、「知らんぷりして逃げる→無断で逃げる」へ転じて生まれた俗語、というのが複数の用語辞典で挙げられる最有力説。若者言葉・不良文化の中で1970〜80年代頃に広まったとされる。別説として博打由来の「バクる」からの派生説、英語「back/back out」影響説も一部で語られるが、いずれも証拠は薄い。

使い方(例)

「昨日入ってたキャストがバックレて連絡つかない」「指名してた子がバックレたらしく、もう店に来なくなった」

業態による違い

水商売・風俗では、罰則やペナルティ管理と直結する実務用語として定着しており、「無欠(無断欠勤)」「当欠(当日欠勤)」と並ぶ管理対象。給料日直後に発生しやすいとされる。ホスト・キャバクラでは客がツケを払わず音信不通になる意味でも使われ、客側の行為にも適用される点が一般のアルバイト文脈との違い。一般のバイト・会社文脈では「無断退職・無断欠勤」全般を指すより広いカジュアル語。なお業界内でも、バックレ=無断退店に限定する解説と、当日無断欠勤まで含めて無欠とほぼ同義とみる解説があり、語の射程に揺れがある。

相場・注意点

相場(金額)に直接対応する語ではないが、店舗側はバックレ・無欠に対して罰金・ペナルティを設定するケースが多いと複数ソースが指摘する。具体的な罰金額は店舗ごとにまちまちで、信頼できる一次的な相場データは確認できなかった。

関連用語

飛ぶ無欠(無断欠勤)当欠(当日欠勤)ドタキャン

よくある質問

「バックレ」と「飛ぶ」は同じ意味ですか?
どちらも無断で出勤しなくなり音信不通になる行為を指し、ほぼ同義で使われます。店舗や地域によって言い回しの好みが分かれる程度の違いです。
「バックレ」の語源は何ですか?
「しらを切る・知らないふりをする」を意味する「しらばっくれる」が略され、「知らんぷりして逃げる→無断で逃げる」へ転じた俗語、という説が最有力です。ただし博打由来や英語由来の別説もあり、確定はしていません。
出典(3件)・監修

監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。

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