GLOSSARY / 水商売用語

チェイサーちぇいさー

業界スラング全業態

強い酒(ウイスキーやテキーラのロック・ストレート、シャンパンなど)の合間や直後に、口直しと酔いを和らげる目的で飲む水のこと。

定義

強い酒(ウイスキーやテキーラのロック・ストレート、シャンパンなど)の合間や直後に、口直しと酔いを和らげる目的で飲む水のこと。基本は冷水だが、状況によってお茶・炭酸水・コーラ・ジュース、まれにビールなどがチェイサーとして使われることもある。アルコール濃度を下げて体への負担を軽くし、口の中をリフレッシュする役割があり、水商売の現場では日常的に使われる。

読み・由来

読み:ちぇいさー

英語の「chaser」が語源で、chase(追いかける)に行為者を表す -er が付いた語。口に含んだ酒を「追いかける」ように飲むことからこう呼ばれる。19世紀後半のアメリカのバー文化で、強い酒の後に追って飲む水・軽い飲み物を指すようになり、日本ではこの米語の用法が定着した。なお英国英語では逆に「弱い酒の後に飲む強い酒」を指すため意味が正反対。日本酒に添える水は別途「和らぎ水」と呼ばれる。

使い方(例)

(キャスト→客)「強いお酒なので、チェイサーお願いしておきますね」/(客)「チェイサーください」「チェイサー、ビールで」

業態による違い

業態による意味の違いはほぼなく、キャバクラ・ホストクラブ・ガールズバー・ラウンジ・スナックいずれでも「酒の合間の水(または軽い飲み物)」で共通。ただしホストクラブはシャンパンコールやタワーなど高額・大量飲酒の演出が多く、酔い管理目的でのチェイサー需要が相対的に高い。提供物の中身(水・お茶・炭酸水・コーラ等)は店や客の好みで変わるが、概念そのものは同じ。

相場・注意点

水商売特有の隠語ではなく、バーや居酒屋など飲食業界全般で共通して使う一般的な飲酒用語。水のチェイサー自体は無料で提供されるのが業界標準で、独立した価格設定を持つ商品ではない。例外的に高級ミネラルウォーターやソフトドリンクをチェイサー扱いで有料提供する店もあり、その場合は通常のソフトドリンク・ミネラルウォーター料金(数百円〜千円台)に準じるとみられるが、固有の相場データは確認できていない。「ビールをチェイサーに」などアルコールを使う場合はそのドリンク代が発生する。

関連用語

お冷ミネストレートロック和らぎ水炭酸

よくある質問

チェイサーは無料ですか?
水のチェイサーは無料で提供されるのが業界標準です。「チェイサーください」で出してもらえます。ただし高級ミネラルウォーターやソフトドリンクをチェイサーとして出す店では有料になる場合があり、ビールなどアルコールをチェイサーにする場合はそのドリンク代がかかります。
チェイサーは水以外でも頼めますか?
頼めます。基本は冷水ですが、お茶・炭酸水・コーラ・ジュースなどを指定する人もいます。「チェイサー、ビールで」のようにビールを頼む客もいて、提供物は店や客の好みで変わります。
出典(6件)・監修

監修:中込 洸(日富士貿易 代表/夜レジ統括)。業務用語は実機仕様、相場・スラングは複数の業界情報を突合し敵対的レビューで検証。最終更新:2026-06-19。

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